FP1級は必須になる?

FP資格を使ってダブルライセンスを実現するなら、「まずFPの資格のほうをできるだけ充実させたい」、そう考える人もいるようです。確かに、FP資格には1級とCFPという難関の試験が最後に控えています。これらを取得したいと考えるのは当然のことでしょう。

ただし、「FP資格を使ってキャリアを華やかにしたい」、あるいは「FPでダブルライセンスを狙いたい」といった場合に絶対にFP1級やCFPが必須となるでしょうか? これは、絶対に必須というわけではありません。

FPの資格を名刺や看板等の目立つところに書くなら、確かにFP1級やCFPと記載するほうがいいでしょう。「1級がないならあまり書かないほうがいい」という意見を持つ人もけっこういるようです。とはいえ、FP2級やAFPどまりであってもじゅうぶんにFPの知識やスキルを活かしてダブルライセンスを行うことは不可能ではないですね。

それにFP1級やCFPを狙うことの難しさも無視できません。たとえば、2級に合格していれば、FP1級の学科試験の受験資格は「実務経験が1年以上あること」だけになります。1年なら簡単に思えるかもしれません。確かにすでにFPとして働ける環境に就職していれば楽ですが、まだ就職していないのなら簡単ではありませんね。それに何とか就職できたとしても、今度は厳しい仕事をしっかりこなしながら受験勉強をしないといけません。さらにダブルライセンスを狙うなら、FP以外の資格の受験勉強もそのうちやらないといけなくなります。

ここまでの流れをまとめると、どうなるでしょうか? 
FPの資格を前面に打ち出して、なおかつダブルライセンスで仕事をしていきたいなら、やはり1級やCFPを取得したほうがいいですね。とはいえ、1級を狙おうとして実務に励んだり受験勉強を続けたりしようとしているうちに、だんだんと「そこまでしなくても……」と思ってしまう人も少なくないことは事実です。やはりいったん就職してしまうと、その会社のその部署でずっと働いてもいいかと思ってしまうのがふつうでしょう。

ただし他の資格のほうを前面に打ち出しながら仕事をしていきたい、そしてFPの比重は高くなくてもOKだというなら、1級にこだわる必要も薄れそうです(最低でも2級とAFPは必須となるでしょうが)。もちろんどんな仕事をしていくのか、よく考えて慎重に計画を練る必要は出てくるでしょう。



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